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経理アウトソーシングのメリットとデメリットとは?おすすめ業者を紹介

SAL編集部
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経理アウトソーシングのメリットとデメリットとは?おすすめ業者を紹介

経理アウトソーシングとは経理業務の代行を依頼することです。アウトソーシングは生産性向上や業務の効率化に役立つため現段階で多くの企業が取り入れており、今後さらに需要が増えるでしょう。

ただし、アウトソーシングをうまく活用するにあたって経理業務を外部へ委託するメリットやデメリットを把握する必要があります。そこで本記事では経理アウトソーシングの特徴やおすすめの委託会社を解説します。

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経理アウトソーシングとは

経理アウトソーシングと聞いて疑問に思う方は多いのではないでしょうか。経理アウトソーシングには2つのタイプがあり、使い分けることでコストや人材配置の最適化が可能です。ここでは、経理アウトソーシングの概要について解説します。

リモート型

リモート型とはインターネット経由で経理データの受け渡しを行い、委託先のスタッフがリモートで業務を行うスタイルです。経理業務の可視化により無駄な業務を省いたり、特定の担当スタッフに依存してしまったりすることがないなどのメリットがあります。

対面ではないため信頼関係が築きにくいデメリットがありますが、オンライン会議やミーティングなどの頻度を増やしてコミュニケーションと取ることで、双方の関係性を構築可能です。近年はパンデミックの影響でリモートワークの加速化が進み、オンライン型を依頼する企業が増えています。

派遣型

派遣型とは委託先から担当スタッフが派遣され、自社内で業務を行うスタイルです。社内の機密情報を外部に持ち出す必要がないため情報漏洩のリスクは低い傾向にあります。

委託先の担当スタッフと直接やり取りができるため信頼関係が築きやすいこともメリットのひとつといえます。一方で、担当スタッフに依存してしまう点や、リモート型と比べるとコストが高いというデメリットがあるため注意が必要です。

経理アウトソーシングのメリット

経理アウトソーシングのメリットは以下の通りです。

  • 人件費の削減
  • 業務の効率化
  • 専門性が高い
  • 不正の防止

経理は作業量の多い業務であるため、アウトソーシングを活用することでコストや生産性などの面でさまざまなメリットが得られます。経理アウトソーシングを活用するメリットは以下の通りです。

人件費の削減

経理アウトソーシングにより自社での採用・教育コストがおさえられるため、人件費の削減につながります。自社で経理業務を行うには人材の採用・育成が必要となるうえ、担当者が変われば引き継ぎ業務も発生します。

経理業務には多くの手間がかかるため、うまくアウトソーシングを活用して業務を外部に委託することで、時間や人件費の削減が可能です。また、経理アウトソーシング導入後の引き継ぎ業務は委託先で完結されるため自社には負担がかかりません。

業務の効率化

正確さやスピードが求められる経理業務を経理のプロが代行することで業務の効率化を実現できます。自社のコア業務に取り組みながら知識のない経理業務にも時間を割くことは効率が悪く、慢性的なオーバーワークを引き起こしてしまう原因にもなるため注意が必要です。

経理業務のノウハウがない状態で内製化するよりも、経理アウトソーシングを活用することで社内の無駄を省き、業務を効率的に遂行したほうが早期の事業拡大に有効的です。また、社員をコア業務に集中させることで生産性向上にもつながります。

専門性が高い

経理業務は専門性が高いため、知識のない従業員が担当するよりも外部の専門家に委託することで質の高い業務遂行や業務の効率化など、さまざまなメリットが得られます。経理業務は単なる事務処理ではなく、事業拡大に向けて本来なら経営に活かすことを目的として行うべき業務です。そのため、専門家の視点から改善のアドバイスを受けられるのは大きなメリットといえます。

また、専門家に任せることで高い成果も期待できます。委託先を選定する際は、自社の業務に特化した専門家が在籍するか確認してみると大きな成果を獲得可能です。

不正の防止

従業員の改ざんや横領のリスクを防げるため、経理アウトソーシングは社内の不正防止に役立ちます。社内の経理業務において、特定の人物だけが資金を扱う権限を持つ体制である場合や他の社員が誰も認知できていない状態である場合は、改ざんや横領などが発生するリスクが高くなります。リスクのある状況下で経理業務の不正を防止するためには経理アウトソーシングが有効であり、第三者の介入により内部統制を構築させていくことが可能です。

経理アウトソーシングのデメリット

経理アウトソーシングのデメリットは以下の通りです。

  • セキュリティ対策が不安
  • コスト削減に必ずしもならない
  • 社内にノウハウが溜まらない

メリットがある反面、デメリットも存在します。企業価値の低下や成長の停滞を防ぐためにもデメリットの把握は大切です。

セキュリティ対策が不安

外部に機密情報を提供する際、業者のセキュリティ対策が万全であるか不安になるケースもあります。情報漏洩などの事件を起こしてしまうと業務への影響はもちろん、社会的信用も失うこととなるため企業にとって大きな損失となってしまいます。

どのように情報漏洩のリスク対策をしているのか、対策が不十分だと思われた場合に追加のセキュリティ対策の実施が可能であるかなど、アウトソースする前にしっかりとした確認が必要です。セキュリティ対策の厳しい金融機関や保険会社などに導入実績のある業者は比較的安全である可能性が高い傾向にあります。

コスト削減に必ずしもならない

コストの削減を目的として経理アウトソーシングをしたにも関わらず、コストが増加してしまうケースもあります。多くの経理アウトソーシング業者にはさまざまなオプションが設けてられており、従量課金制になっていることがコスト増加の原因です。自社の業務内容によってオプションを追加してしまうことで、自社での内製化よりも経理アウトソーシングでの委託料金の方が上回ってしまう場合があるため注意が必要です。

社内にノウハウが溜まらない

経理アウトソーシングの活用により従業員は経理業務を経験する機会がなくなるため、ノウハウが社内に蓄積されません。さらに、経理業務に関する社員の知識向上やスキルアップ等も期待できません。そのため、社内でノウハウを蓄積させることが将来的に企業のプラスになると考えられる業務は、委託せずに内製化するとノウハウが溜まらない問題を解決できます。

経理アウトソーシング業者の選び方

経理業務におけるアウトソーシング先の数は豊富であるため、自社に適した委託先を見つけるには選び方が大切です。経理アウトソーシング業者の選び方は以下の通りです。

  • 目的を明確化する
  • 専門家が在籍しているか確認する
  • コストを確認する

自社の経理業務における現状を把握し、目的に沿った業者を選ぶことが重要です。たとえば業務を部分的に委託したい場合は、委託に必要な一部分をアウトソースすることでコストの最適化が可能です。

品質の面では、公認会計士や税理士が監督のもとで提供しているサービスをおすすめします。また、「経験豊富なスタッフが存在しているか」「幅広い業務内容に対応できるか」などの点にも着目すると、期待する成果が得られます。

価格の面では、オプション利用に注意が必要です。月額料金がお得な価格だとしても、オプション利用や訪問、業務改善のアドバイスなどを含めると費用が加算されるため、契約の前に確認が必要です。複数の経理アウトソーシング業者から見積もりを取り、比較検討するとコストを最適化できます。

おすすめのアウトソーシング企業

経理業務を依頼できるアウトソーシング会社は数多く存在しますが、どのサービスを選択するべきか悩む方は多いでしょう。ここでは、おすすめのアウトソーシング企業を紹介します。

株式会社アイエーピー

株式会社アイエービーは会計業務をアウトソースできる会社です。国際会計税務の専門家であるうえにスタッフ全員が2カ国語を自由に使いこなせるため、多言語でも対応できます。

世界中における会社の決算から税務申告までを引き受け、最新システム導入のリードまでサポートしています。すべてのアウトソースが5万円という価格でサービスを提供しており、非常にリーズナブルです。

株式会社つばさ会計事務所

株式会社つばさ会計事務所は経理財務アウトソーシング業務を依頼できる会社です。会計事務所によるアウトソーシングサービスであり、従来の会計事務所にはなかった幅広いサービスを経験豊富なスタッフが提供しています。

経理や会計、税務申告や社会保険業務のフルアウトソーシングを実現し、顧客ごとに必要なサービスを個別に提供・提案しています。リモート型や派遣型、常駐型の3つのスタイルで対応可能です。

経理アウトソーシングのまとめ

経理アウトソーシングとは経理業務の代行を依頼することです。リモート型と派遣型の計2つのタイプがあり、自社に適した形態を選ぶことができます。

経理業務は作業量が多く、コア業務と兼業するには大きな負担がかかってしまいます。そのため、外部へ業務を委託することで生産性や業務効率の向上を実現可能です。ただし、「セキュリティ対策に不安がある」「自社にノウハウが蓄積しない」などのデメリットもあるため注意して取り組みましょう。

この記事を書いた人

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株式会社SAL

ピボットCEO(しよー)のSAL編集部は、不確実性が高まる時代において、変革を目指す経営者を応援するメディアです。自社経験に基づくノウハウで、中小企業が変化しやすい組織づくりを支援する「remodooo!」を提供するSALが編集する、主に会社経営者向けのコラムサイトで、お役立ち記事を配信しています。