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新規事業特集

【株式会社Humans】中小企業の未来を支える資金・人材・広報サービス『Hanamichi(ハナミチ)』進化のビジョン

SAL編集部
SAL編集部
【株式会社Humans】中小企業の未来を支える資金・人材・広報サービス『Hanamichi(ハナミチ)』進化のビジョン

株式会社Humansは、「すべての人に目標達成の喜びを」というミッションのもと、中小企業が「大切にしたいことを大切にできる経営環境」を創り出すサービス【Hanamichi(ハナミチ)】を提供しています。資金、人材、広報の 3 つの領域のスペシャリストによって企業の課題解決を行っています。
また、店舗事業の【Weeee(ウィー)】では、「ウェルビーイングな生き方と自然がそばにある暮らしにSHIFTする」をビジョンに、オーガニックショップ&セルフエステサロンのサービスを提供しています。今回は、株式会社Humansの代表取締役である李佑記(イウギ)氏に【Hanamichi】についてお話を伺いました。

【Hanamichi】のサービス概要について教えていただけますか?

【Hanamichi】は、中小企業を支援する課題解決型のサービスです。私たちは「経営者が大切にしたいことを大切にできる経営環境を創り出す」というミッションを掲げ、資金(融資・補助金コンサルティング)、人材(キャリア支援・営業フリーランス・SES)、そして広報(ウェブサイトやSNSを活用したブランディング)の3つの領域においてスペシャリストによる課題解決型のサービスを提供しています。

このサービスが誕生した背景には、どのような経緯があったのでしょうか?

起業しようとはっきり意識したのは、日本生命で総合職として働いていた社会人3年目の頃です。一般的には、コンテンツ作りの資金や知識、リソースなどを確保した上でサービスを作ってから起業すると思いますが、私はそういったものを何も持っていない状態でした。不安もありましたが、とにかくチャレンジしてみたいと思い、ゼロからスタートすることを決意したんです。
自身のコンテンツはなくても、人のコンテンツを売ることは可能だと考え、まず営業代行業務を始めました。そこで築いた経験や関係性を元に、5年前に株式会社Humansを設立しました。
営業代行での成果を評価していただいた信頼関係のある事業者様に向け、新サービスを展開していく中で生まれたのが【Hanamichi】です。まず、「誰に」向けて提供するのかを考え、そこから「何を」提供するのかを検討した、という流れですね。

事業をスタートする前と後で、どのような違いを感じていますか?

起業当初は、資金もリソースも限られていましたが、それでも何とかスタートを切ることができました。しかし、事業を進めていく中で、多くの困難にも直面しました。特に資金コンサルティングは成果報酬型のため利幅が大きくなく、持続可能なビジネスモデルを構築するためには、さらなる工夫が必要でした。
その中で気付いたのは、自社の価値を高めるためには、他社とは違う独自のサービスを提供する必要があるということです。そこで、人材領域のサービス展開に力を入れることにしました。特に、フリーランスの市場に注目しました。

フリーランスの市場に注目した具体的な理由を教えていただけますか?

フリーランスには、自身の経験や知識が正当に評価される機会が十分に提供されていない現状があります。そこで、そうした課題を解消するサービスを提供したいと考えました。企業にとってもフリーランスを活用することは合理的で、コストパフォーマンスに優れた選択肢となります。例えば、新規事業を進める際に、正社員を動員するのは難しいケースがあります。そんなとき、人材を確保してその新規事業が市場に求められているのか仮説を検証するためにフリーランスへ依頼するのが効果的です。優秀なフリーランスがいれば、正社員として採用することも可能です。
今後は、中小企業に対して、新たな選択肢としてこうしたフリーランス活用サービスをさらに拡充していく予定です。

あわせて、フリーランスの「不安定さ」に対処するための施策も考えています。
中小企業に対して、
経営者向けの福利厚生を整備・提供できる枠組みを構築することを目指しており、フリーランスにとっても資金形成の課題を解消するサービスを導入していく考えです。このように、両者にとってメリットを提供し、課題をカバーするための総合的なサービスを提供していきたいと考えています。

 

事業を成長させるために、大切にしている行動指針やチームのあり方について教えてください。

私たちは、社内外を問わず、ミッションである「すべての人に目標達成の喜びを」を感じられる環境を作ることを重視しています。これは、株式会社Humansの企業理念でもあり、メンバー全員がこの理念に共感し、日々の業務に取り組んでいます。

大手企業とは異なり、私たちは限られたリソースの中でどのように目標を達成するかを常に考えています。「ないものからどのように創り上げていくか、どうやったら出来るか」というところから発想していき、柔軟性を持ち、創意工夫しながら目標達成のための必要なことを泥まみれになりながら前進させていく。これは、ゼロからスタートする小さい事業者の宿命であると考えています。だからこそ再現性があり、大きな経験となるのだと思っています。自社のメンバーはもちろんのこと、業務委託の方々にもその精神が浸透しており、長期的に一緒に働いていただける方が多いのもその結果だと感じています。

今後のビジョンや目標についてお聞かせください。

これからも、「すべての人に目標達成の喜びを」というビジョンにブレることなく事業を展開していきたいと考えています。2024年はクライアントの開拓を進め、人材サービスの提供をさらに強化していく予定です。
また、業務委託メンバーにも独立して活躍して欲しいと考えており、将来的には自社から独立したメンバーが新たなプロジェクトを手掛け、一緒に協業できるような関係性を築いていきたいと考えています。
私たちは、目標達成に向けて邁進する全ての人をサポートし続け、より良い未来を創造するために全力を尽くしていきます。

セールス・エンジニアの即戦略フリーランス人材の活用について、ご興味ある企業様がいらっしゃればお問い合わせ頂けますと幸いです。

インタビュー企業
株式会社Humans:https://humans-pj.co.jp/

この記事を書いた人

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株式会社SAL

ピボットCEO(しよー)のSAL編集部は、不確実性が高まる時代において、変革を目指す経営者を応援するメディアです。自社経験に基づくノウハウで、中小企業が変化しやすい組織づくりを支援する「remodooo!」を提供するSALが編集する、主に会社経営者向けのコラムサイトで、お役立ち記事を配信しています。