Web制作会社のSALが経営危機を乗り越えた方法
今でこそ在宅チームを活用しているSALですが、昔から在宅チームの活用をしていたわけではなく、Web制作会社として経営が苦しい時期もありました。
中小企業であるSALは在宅チームを活用することで経営危機から脱却することができました。
今では、自社での成功体験・ノウハウをもとに、同じWeb制作会社を含む様々な業界の企業様に在宅チームの構築支援を行っています。
そんなSALが当時在宅チーム活用をどの業務から始めて、どんな成果をあげられて、会社にどのような変化を生み出せたのかをご紹介します。
人手不足やコストなどの経営の難しさにお悩みの方へ
経営リスクを抑えて人材確保や人件費削減などの方法がわかる資料
人手不足に悩む中小企業が「在宅チーム」を活用することで
優秀な社員を確保し、利益率の高い組織をつくる方法のヒントが得られます。
経営危機に陥った3つの理由
実は弊社SALは何度も経営の危機に陥ってきました。
- Webサイト制作の人材不足
- 外注費高騰による利益率の低さ
- 採用コストの高さ
こういった悩みから「会社を畳もう」と本気で考えたこともあります。
そんなどん底時代から脱却できたきっかけが「在宅チーム」の構築です。
経営危機のどん底を乗り越えるために最初にやったこと
弊社ではまず「採用チームを作る」ことから始めました。
通常、中小企業では採用専門の人材を置くことは難しいのですが、
SALでは「採用こそが、企業の今後を左右する最も重要な分野である」と考えていたため、
正社員で採用専門の担当を設けていました。
しかし、採用コストは跳ね上がり、作業効率も悪くなるばかりでした。
スカウトメールを1日に10件しか送ってくれないなんてことも…。
そこで「ママワークス」を活用し、ママさんに採用アシスタントとして稼働してもらうことを決意しました。
採用チームの構築によって採用コストを1/10に削減成功
採用業務の経験をもつママさんはすぐに見つかりました。
そして実際に稼働いただくようになると、驚きの効果が見られるようになりました。
- スカウトメールの送信数が2倍以上に増加
- 採用コストを120万円から12万円までカット
- 面談数が7倍に増加
- お互いに感謝しあいながら仕事ができる関係を構築
こういった嬉しいことが次々と起こり始めました。
また、中小企業にとって何でも屋になりがちな管理部から採用業務を剥がしたことで、
管理部が「社員の生産性を上げるための業務」や「社員のサポートをする業務」に専念できるようになりました。
たった1つの取り組みで経営危機から復活
管理部の業務が改善されたことで、結果として管理部が社長の1番の味方となり、会社のお母さん役として機能してくれるようになりました。
そして、SALでは新しいことに果敢に取り組む社風を作ることもできました。
「採用業務を委託する」
たったこれだけのことで、会社がどんどん良い方向に変わっていきました。
しかし、この段階ではまだまだ社員の残業時間は多い状態でした。
次回の記事ではSALが採用チームの次にどんなチームをママさんで構築して、活用していったのかについてお話したいと思います。