【株式会社ソリッド・ネット】企業の情報共有や社内研修を最適化!『動画・音声・ドキュメントを一元管理』できる【DejiLib(デジリブ)】とは

企業向けの動画・音声・ドキュメント管理アプリとして、多様な業種で導入が進んでいる【DejiLib(デジリブ)】。現在、地方ゼネコンの施工マニュアルやリサイクル企業の作業手順共有、美容室の技術研修など、さまざまな現場で活用されています。スマホやパソコンから簡単にアクセスでき、社内教育の効率化と統一化をサポートする【DejiLib(デジリブ)】ですが、サービスの魅力と今後の目標について代表取締役社長の保戸田氏にお話しを伺いました。
【DejiLib(デジリブ)】の概要を教えていただけますか?
基本的には企業向けのアプリです。動画はもちろん、音声やドキュメントなど多彩なコンテンツを視聴できるため、さまざまなシーンで活用できます。動画のテキストをPDFとして保存することも可能ですので、必要な情報を一元管理して、企業内で情報共有を図ることもできます。【DejiLib(デジリブ)】は「Aさんには見せるが、Bさんには見せない」という風に、特定の相手にのみ情報を開示するという設定も搭載していますので、適切な情報管理が可能です。また、アプリだけでなくブラウザでも利用できるため、パソコンからの視聴も問題ありません。
一般的な類似サービスではEラーニングやテスト機能が含まれているものもありますが、【DejiLib(デジリブ)】はあえてそれらを省いてコストを抑えました。ただし、URLを貼る機能があるため、Googleフォームを活用すればテストの実施や成績管理も行えます。

【DejiLib(デジリブ)】をリリースしたのは、どのような背景がありましたか?
コロナ禍の影響で、集合型の社内勉強会が開催しにくくなったことが大きなきっかけでした。多くの企業がYouTubeを活用しているという話を聞きましたが、時間が経つと動画のURLがどこにあるのか分からなくなるという問題があります。「それならば、自社で管理できる仕組みを作ろう」と、動画ライブラリーを開発することにしました。
【DejiLib(デジリブ)】の導入事例を教えていただけますか?
【DejiLib(デジリブ)】は、定期的に社内勉強会を実施する企業や、美容業界をはじめとしたさまざまな業種で導入が進んでいます。研修の準備には大きな負担が伴いますが、動画を活用することで講師の負担を大幅に軽減できます。また、管理システムを使えば誰が視聴したかを確認できるほか、再生時間の制限や早送りの禁止といった細かな設定も可能です。
特に地方ゼネコンやリサイクル業界では、現場のマニュアル動画としての活用が増えています。ある地方ゼネコンでは、これまで本社に社員を集めてDVD研修を行っていましたが、動画システムの導入により各自の都合に合わせて視聴できるようになりました。福岡のリサイクル企業では、買取した白物家電のメンテナンス手順を動画化して研修に活用しています。
また、美容業界でも動画マニュアルの導入が進んでいます。福岡のある美容室では、来店時の案内からシャンプー・カット・パーマなど、接客や施術の手順を網羅的に5〜10分程度の動画にまとめています。動画マニュアルは100本を超え、「これが財産になっている」と喜びの声をいただいています。さらに九州の別の美容室では、社長が作成したマニュアル動画をもとに各店舗の店長がスタッフ教育を担当することで、「指導の標準化が進み、統一されたトレーニングができるようになった」との評価をいただいています。
このように【DejiLib(デジリブ)】は、業種を問わず柔軟に対応できるシステムとして、多くの企業から評価をいただいています。

【DejiLib(デジリブ)】の強みは、どのような点にありますか?
操作のシンプルさとリーズナブルな価格が強みです。他社の類似システムは多機能ですが、すべてを使いこなすのは難しいことが多いと考えています。その点、当社のサービスは、動画配信と情報共有など、分かりやすく操作しやすい仕様になっています。動画コンテンツの検索や管理も簡単にできるように設計しており、価格も月額4万4000円(税込)と割安です。視聴回数やコンテンツ本数の縛りもまったくありません。カスタマイズ費用も、企業独自の操作性やデザインが必要な場合を除いては基本無料です。
サービスの展開を進められている中で、課題などはありますか?
集客面で大きな課題を感じています。全国規模で営業活動を行っていて、DXエキスポへの出展・新聞広告なども行いましたが、思うような効果は得られませんでした。今も試行錯誤を続けており、今後はSNSなどを活用した集客も検討しています。
「YouTubeを使っているが情報管理が煩雑になっている」や「社員の学習状況を可視化したい」「採用活動で教育体制をアピールしたい」などの課題をお持ちの企業には、是非このサービスを知っていただきたいです。

今後の目標を教えていただけますか?
一部の企業では会員制プラットフォームとしての活用を検討しており、コンテンツ閲覧の課金モデルを導入することで、新たな収益化の可能性も見えてきています。このような形でも、今後の展開を模索していきたいと考えています。
近年は企業の研修において動画コンテンツの活用が急増しており、私たちもその点に注目しています。これまでは研修動画をCDに収録して配布していた企業もありましたが、この方法では手間がかかるうえに管理も大変です。その点、動画プラットフォームでの配信であれば、必要な情報を必要な人に確実に届けることができ、受講者も自分の都合に合わせて視聴できます。効率的な情報提供ができる【DejiLib(デジリブ)】を、さらに多くのお客様に提案していきたいです。
導入を検討する企業に一言メッセージをいただけますか?
セキュリティとアクセス制限や検索性と整理の難しさ、社員のアカウント管理と権限設定などYouTubeでの管理に課題を感じている企業様には、すぐに価値を実感いただけると思います。