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Web集客の方法とは?具体的な施策と集客につなげるステップを解説

SAL編集部
SAL編集部
Web集客の方法とは?具体的な施策と集客につなげるステップを解説

営業の手法は結果重視です。さまざまな手法を試行錯誤しながら、顧客獲得のために営業努力を重ねている方がほとんどでしょう。

しかし『従来の営業手法に限界を感じている』『Webを使って新しい集客チャネルを検討したいけどどんな方法があっているのかわからない』と悩まれている営業担当者の方はいらっしゃいませんか?

近年では、多くの企業でWeb集客が行われています。

そこでこの記事では、Web集客の方法を検討している方向けに、Web集客の種類や選ぶときのポイントを詳しく解説していきます。

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Web集客とは?

Web集客とは、インターネットを利用してさまざまなサービスから顧客を集めることをいいます。インターネットやSNSの普及により、近年では多くの企業で、Webによる集客が行われています。

Web集客は、インターネットを利用する不特定多数のユーザーに、自社の商品やサービスの魅力を届けられるのが大きなメリットです。足を運んで営業しなくてもよいため、効率的に顧客を集めることが可能です。

ただし、すでに多くの企業がWeb集客を行っているため、その中から自社の認知度を高め購入につなげるにはWeb集客するためのスキルが必要となります。また、インターネットを取り巻く環境は変化のスピードが速いため、常に最新情報をアップデートし、施策を行う必要があることを理解しておきましょう。

Web集客の3つの方法

一口にWeb集客といっても、方法や種類はたくさんあります。

自社の手法としてどのWeb集客が向いているのかを選択するために、Web集客に関する基本的な知識を押さえておきましょう。

ここでは大きく3つの方法と種類についてご紹介します。

1. オウンドメディア集客

オウンドメディア集客とは、自社の所有するメディア(Webサイト・ブログ・SNS)などのネット媒体で集客することのことです。

多く企業がトライしている集客方法で、広告費を削減しつつ多くの人に発信できるメリットがあります。

【SEO】

Webメディアを運営し、集客をする場合に必要なのがSEOです。

SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジンの最適化の略語になります。

簡単にいうと、数多くあるWebサイトの中から、自社のページをクリックしてもらうための手法です。

ユーザーが検索をかけたときに、より上位に表示されることが、情報を知ってもらうチャンス。ユーザーの検索意図=知りたい情報が適切に書かれているか、という点が最大のポイントです。

【各種SNS】

SNSには、Twitter・Facebook・Instagram・Youtube・LINE・TikTokなどがあり、どのSNSも情報の発信基地となっていることは周知の事実です。

ここでは各種SNSの特徴や違いについて、一覧でみていきましょう。

媒体名アクティブユーザー特徴
Twitter4,500万アカウント・リツイート機能で拡散されやすい
・20代がメインユーザー
Facebook2,600万人・文字数制限がなく長文での投稿ができる
・20代~30代がメインユーザー実名制が高い
Instagram3,300万人・写真や動画で訴求できる
・10代~20代が半数以上ハッシュタグからの流入が多い
Youtube6,500万人・幅広いユーザー層が特徴動画で配信
LINE8,900万人・利用層が幅広い
・LINE APIを使用した自社サービスの連携が可能
TikTok950万人・10代~20代がメインユーザー実名制が高い

参考:平成30年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>|総務省情報通信政策研究所

同じSNSでも、それぞれ特徴やユーザー層が異なることがわかります。

  • メインとなるターゲットの年齢層
  • 拡散・流入の方法

などを知り、どのSNSが自社にとって有益な発信方法なのかを見極めることが大切です。

SNSを使った集客について詳しく知りたい方は「SNS集客を始める際のチャネル選定・運用のポイントまとめ」をご覧ください。

2. 有料Web広告

有料Web広告とは、インターネットを通じてWebサイトやメールなどに掲載される広告のことです。

ノウハウが豊富で、短時間で効果が出やすいことなどから、多くの企業が利用している手法といえるでしょう。

有料Web広告にはいくつかの種類がありますが、主に利用されている3つの広告についてご紹介します。

種類特徴ターゲット層
リスティング広告検索エンジンの検索結果に表示。
Google広告やYahoo!広告を利用
顕在層
SNS広告SNSを利用して情報拡散を狙う手法。
他の手法より費用が安価
全ターゲット
ディスプレイ広告WEBサイトやアプリの広告枠に表示
Google広告やYahoo!広告を利用
潜在層
準顕在層
顕在層

有料Web広告は、インターネットを利用する人が目にする機会の多いものです。

有料Web広告の特徴としては

  • ターゲティング性:ユーザーの年齢・性別・行動履歴・居住地域などを限定して分類されるもの
  • インタラクティブ性:ユーザーが表示した広告に行った反応で分類されるもの

が挙げられます。

この2点は他の広告との決定的な相違点ともいえるでしょう。

3. その他方法

オウンドメディア集客・有料Web広告の他にも、WEB広告には種類があります。

種類概要ターゲット層
アフィリエイト成果報酬型の広告。
ユーザーのアクションに応じて費用が発生。
準顕在層
顕在層
純広告掲載枠・期間によって費用が発生。
バナー広告・テキスト広告など。
潜在層
準顕在層
顕在層
メルマガリストに対して、定期的にメールを配信。潜在層
準顕在層
インフルエンサーマーケティングSNSで影響力を持つインフルエンサーに
商品やサービスを紹介してもらう手法。
全ターゲット

Web広告でも、ターゲット層や費用、媒体などさまざまな種類があることがわかります。

オウンドメディア集客・有料Web広告・その他の手法をうまく活用することが販促のポイントになるといえるでしょう。

Web集客の手法を選ぶポイント

主なWeb広告について、概要や特徴をご紹介しましたが、実際にWeb集客の手法を選ぶポイントはどのようなものなのでしょうか?

前項でピックアップした3種類のチャネルについて、メリットとデメリットを押さえておきましょう。

Web広告の種類メリットデメリット
オウンドメディア集客・広告費を削減できる
・ブランディングに効果がある
・効果が出るまでに時間を要する
・運営が難しい
・人件費がかかる
有料Web広告・データによる効果計測ができる
・広告の変更・停止が簡単にできる
・適切な設定をしないと効果がない
・広告媒体の制限がかかる場合がある
その他広告
(アフィリエイト広告)
・コストパフォーマンスが高い
・非潜在層にアプローチしやすい
・意図しないサイトに掲載されてしまうことがある
・誇大表示などについてチェックが入る

Web広告は以前の集客方法に比べると費用を抑えることができるのが特徴ですが、会社の規模や宣伝したいサービスによってはコストパフォーマンスが悪くなることも考えられます。

【これからWeb集客を始めたいという初心者の方におすすめ】

  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告

【費用を抑えたいという方におすすめ】

  • SNS広告
  • アフィリエイト広告
  • オウンドメディア集客

【効果計測やデータをもとにターゲットを分析したいという方におすすめ】

  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • SNS広告

【全ターゲットに広告を配信したいという方におすすめ】

  • SNS広告
  • 純広告
  • インフルエンサーマーケティング

など、目的・費用・ターゲット層・宣伝する商品やサービスの内容を考慮することが、多くのWeb広告の手法を選ぶポイントです。

集客につなげる5つのステップ

集客につなげるステップは以下の5つです。

  1.  Web集客の目的を明確にする
  2. 集客したいターゲットを絞る
  3. 目標を設定する
  4. 集客方法を決める
  5. PDCAサイクルを回す

Web集客は、ターゲットを絞りターゲットに合わせた施策を行うことが基本です。さらに、定期的に施策の効果検証を行い、PDCAサイクルを回しながら継続的に改善を行いましょう。

1. Web集客の目的を明確にする

Web集客の手法を利用して、何を目的に集客するのかを考えなければいけません。

  • 自社の商品・サービスの認知度を上げたい
  • 実際に商品の購入やサービスの利用をして欲しい
  • 採用ページに誘導し人材を募集したい

など、目的は企業によって異なるはずです。

目的を明確に設定することで、どの手法を選べば良いか、期間はどのくらいを設定するのか、費用はどの程度かけられるのかなどが見えてきます。

2. 集客したいターゲットを絞る

次にどのような顧客を集客したいのかというポイントも必ず設定しましょう。

  • 潜在層
  • 準顕在層
  • 顕在層
  • 既存顧客
  • 全ターゲット

ターゲットを設定することで、Web広告の手法は変わってきます。

最終的な目標は何なのか、目的を達成するためにはどんな人を集客すれば良いのか、広告にかけられる期間はどのくらいなのかという条件も併せて検討しましょう。

3. 目標を設定する

Web広告の場合は、数値目標=KPIを具体的に設定しましょう。

  • 1年以内に売り上げを〇%伸ばす
  • オウンドメディアの会員登録者数を〇名にする

など、具体的な数値を目標に設定することで、計画を立てやすくなります。

かけられる予算や時間、人員なども明確に見えてくるので、無理のない目標設定を行ってください。

4. 集客方法を決める

集客方法を決める際は、目的やターゲットにあった方法であるかが重要です。

例えば、顕在層がターゲットの場合は、顕在層の悩みにフォーカスしたコンテンツの発信などが効果的です。一方で、ターゲットが既存顧客の場合は、次回の購入時に使えるクーポンの配布や、ポイント制度の導入などがよいでしょう。

このように、ターゲットをどこに絞るかで、さまざまな施策が見えてきます。

5. PDCAサイクルを回す

Web集客を進める上で発生する課題にはPDCAサイクルを回すことが効果的です。

実行した施策に効果があったのか、定期的に検証しましょう。効果があれば継続し、効果がなければ新しい施策に変更するなど継続した改善活動を行いましょう。

Web集客は成果を上げるまで時間がかかるといわれており、根気強い取り組みが重要となります。

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Web集客と言っても、手法も様々。成果がでるまで運用していくには、かなりのリソースと専門知識が必要になります。

とはいえ、社内に十分な知見やリソースがないというのが実情ではないでしょうか?
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この記事を書いた人

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株式会社SAL

ピボットCEO(しよー)のSAL編集部は、不確実性が高まる時代において、変革を目指す経営者を応援するメディアです。自社経験に基づくノウハウで、中小企業が変化しやすい組織づくりを支援する「remodooo!」を提供するSALが編集する、主に会社経営者向けのコラムサイトで、お役立ち記事を配信しています。