SFAツールの比較ポイント・選び方

SFAツールの導入を検討したときに、多くの種類があって選び方がわからないというケースは少なくありません。

SFAツールを選ぶときに確認したいのは、5つのポイントです。

自社に合ったツールを選択するためにも、複数のツールをピックアップして比較検討するようにしましょう。

やりたいことが実現できるシステムか

SFAツールの導入で、やりたいことが実現できるかという点を検証する必要があります。

社内で導入の目的や実現したいことを明確にし、定義した上で必要な機能を洗い出してください。

• 案件の抜け漏れがある
• 過去のナレッジが活用できていない
• 報告共有が面倒

など、営業担当者・管理者が抱えている課題をピックアップすることで、どんな機能を搭載したSFAツールが必要か、ということが見えてきます。

コストパフォーマンス

自社の課題が解決できるツールをピックアップしたら、コストパフォーマンスについて比較することが大切です。

SFAツールを導入することでどんな課題が解決し、どの程度コストが削減できるのかを数値化した上で、予算を設定してみましょう。

SFAツールの料金には大きな幅があります。

『料金が高いから自社にマッチするだろう』という考え方では、機能が多すぎて使いこなせないという結果を招くことになり、課題解決にはつながりません。

運用しやすさ

実際に導入したあとの運用のしやすさも重要なポイントです。

• 使いやすさ
• 操作性
• 対応デバイス

などを確認する必要があります。

SFAツールには無料トライアルが設定されているサービスも多いので、導入前に使用感が試せるとBESTです。

他ツールとの連携

MAツールやCRMなど、他のツールを導入している場合は、連携ができるかどうかも大きなポイントです。

連携が取れないと、入力業務や確認に時間がかかり、業務効率を下げることになってしまいます。

• 業務が煩雑になる
• ミスを招く
• 情報共有に時間がかかる

ツールごとに同じ情報を入力するのは、非常にデメリットが大きいです。

現在導入しているツールだけではなく、今後導入する予定のあるツールがあれば、連携が可能かという点を重視してください。

サポート体制は充実しているか

初めてSFAツールを導入する場合は、サポート体制も考慮することが必要です。

SFAツールを社内に定着させるには時間がかかります。

メインで使用する営業部署はもちろん、関係各署へのレクチャーなどはサポートが必要ですし、トラブルが起きた際の対応なども重要です。

電話・メール・チャット・担当制など、サポート体制がどのように行われているのかは必ずチェックしてください。

SFAツールの基本機能

SFAツールでどのようなことができるのかを知っておくことも、選定のポイントになります。

SFAの基本機能を7つご紹介しましょう。

顧客管理

顧客情報の管理はSFAの基本機能の1つです。

個人で顧客管理をすることは多いですが、共有できていないことで思わぬミスを招くことがあります。

• 社名
• 所在地
• 担当者の役職
• 代表者
• 企業規模

など、さまざまな情報を一括で管理することが可能です。

案件管理

案件管理は、管理者が営業部員の進捗状況を知るために使われることの多い機能です。

• 営業先
• 担当者
• 進捗状況
• 提案している商品・サービス
• 見込み度合い

などを管理することができます。

商談管理

商談管理は、顧客との商談の内容や進捗状況を管理することができる機能です。

• 商談履歴
• 商談目的
• 商談時間
• 商談の担当者
• 提案書
• 商談の進捗

などを詳細に把握することができるため、営業員へのアドバイスに活用できます。

商談の詳細を共有することで、営業部署全体のスキル底上げを行うことも可能です。

行動管理

行動管理はSFAの機能の中でも、管理者が利用することの多い機能です。

担当者のアポイント数・訪問件数・成約（受注）数などを把握することができます。

営業活動の中の課題や問題点を迅速に発見し、営業成績の底上げを行えるよう指導することは、管理者の大切な業務です。

課題だけではなく、優れている点を伸ばす意味でも、必要な機能となります。

予実管理

予実管理とは、予算と実績を数値で管理することです。

予実管理には

• 情報収集
• 予算の設定
• 比較
• 対策

など、多くの工程が含まれます。

SFAツールでは、この予実管理を部署・担当者・商品（サービス）ごとに管理することが可能です。

予算と実績を確認しながら業務を行うことができるので、適切なマネジメントを行うことができます。

スケジュール管理

部署全体の人員のスケジュールが確認できる機能です。

毎朝朝礼で1日の行動を確認したり、ホワイトボードなどアナログな手法に頼ったりすることなく管理ができます。

SFAツールで管理することで他の機能と連携し、売り上げの予測を立てたり、軌道修正をしたりすることも可能です。

日報管理

日報管理はルーティン業務であるがゆえに、煩雑さを伴うものです。

SFAツールでは日報の入力・管理を行うことが可能で、場所・時間を問わず利用することができます。

主要SFAツール比較

SFAにはさまざまな種類があります。
主要なSFAツールの機能や特徴などを一覧にまとめました。

ぜひ、比較検討の際の参考にしてください。

セールスフォース

HubSpot

Senses

kintone

eセールスマネージャーRemix Cloud

Microsoft Dynamics 365

JUST.SFA

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