オウンドメディアとは?立ち上げのポイント・事例を紹介

オウンドメディアとは

オウンドメディアとは、自社運営するWebメディアを指します。しかし、自社が保有しているメディアという意味では、コーポレートサイトやSNS、YouTubeなども含まれます。
以下では、オウンドメディアとホームページやペイドメディア・アーンドメディアの違いを紹介します。
オウンドメディアとホームページの違い
オウンドメディア | ホームページ | |
対象客 | 見込み客 | 従業員や既存の顧客 |
目的 | 集客 | 営業や広報 |
発信する情報 | 顧客が求める情報(顧客が抱える課題を解決する情報) | 会社や製品に関する情報 |
広義的に見ると、ホームページとオウンドメディアは同じです。しかし、オウンドメディアとホームページは主に2つの違いがあります。
1つめが目的です。
ホームページやコーポレートサイトでは、「営業」や「広報」が目的の一方で、オウンドメディアは「集客」を目的とします。
グーグル検索の上位画面に表示されることを狙うSEO対策などを実施し、多くの見込み客にアプローチし、購買へ繋げるマーケティング施策の一つです。
2つめの違いが発信情報です。
既存の顧客や従業員を対象にするホームページでは、会社や製品情報について発信します。一方でオウンドメディアでは、見込み客の課題を解決できる情報を発信します。
つまり、ホームページは会社が発信したい情報を提供するのに対し、オウンドメディアでは見込み客が知りたい情報を提供するのです。
ペイドメディア・アーンドメディアとの違い
オウンドメディア | ペイドメディア | アーンドメディア | |
対象客 | 見込み客 | 不特定多数の潜在顧客 | 既存の顧客 |
目的 | 集客 | 認知度向上 潜在顧客の創出 | 顧客のファン化 |
例 | ブログ | 新聞やラジオ、Web広告 | SNSや口コミサイト |
マーケティング戦略に、オウンドメディア・ペイドメディア・アーンドメディアを活用する「トリプルメディア」があります。
オウンドメディアの運営に取り組む前は、ペイドメディアとアーンドメディアについての理解も深める必要があります。
ペイドメディアとは、費用を払って広告出稿するメディアです。テレビや新聞はもちろん、GoogleやYahoo!広告などのWeb広告も含まれます。
ペイドメディアの役割は、不特定多数の人々にアプローチし、自社認知度向上や潜在顧客の創出です。
アーンドメディアは、SNSや口コミサイトなどのメディアであり、顧客の信頼や共感の醸成を目的にします。
アーンドメディアで顧客とコミュニケーションを取ったり、顧客の悩みを解決したりすることで、顧客のファン化に期待できます。
このように、3つのメディアは役割が異なり、必要に応じて併用することが望ましいです。
例えば、認知度が低い企業がオウンドメディアを立ち上げた場合、集客までに時間がかかります。そこでオウンドメディアと同時に、Google広告へ出稿すれば、効果的に認知度を高められ、オウンドメディアにも良い効果をもたらします。
3つのメディアを活用して、見込み客の創出からロイヤルカスタマー化まで狙いましょう。
オウンドメディアを立ち上げるメリット
オウンドメディアを立ち上げる3つのメリットを紹介します。
1. 1対N の多数の人にリーチすることができる
対面営業や電話・メールなどの営業手法では、アプローチできる顧客の数に限りがあります。確度の低い顧客に営業をした場合、商談に繋がる確率が低いため、効率性の高い営業手法とは言えません。
オウンドメディアなら、全国にいる見込み客にアプローチできます。月間PV数100万なら、100万人の潜在顧客にアプローチできているということです。
1体Nの多数の潜在顧客にアプローチできるのは、オウンドメディアの大きなメリットです。
2. 広告費をかけずに集客できる
SEO対策でオウンドメディアでSEO対策を実施すれば、広告費をかけずに集客できます。
それでいて、サイトが上位表示されると、新聞や広告と同等の集客効果を見込めるのです。そのため、予算の限られた中小企業こそオウンドメディアに取り組み、効果的に集客施策をするべきでしょう。
3. ブランディングやファン化できる
オウンドメディアで顧客の抱える悩みをコンテンツで解決し続ければ、徐々に顧客の信頼感を醸成でき、購買やブランディング、最終的にはファン化を行えます。
現在の顧客は、製品だけではなく、親近感のあるブランドを選ぶ傾向にあるため、長期的な売上の貢献に期待できます。
オウンドメディアの構築・運用のポイント
オウンドメディアを構築する大まかな流れは以下の通りです。
- サーバー選定
- ドメインの決定
- サイトデザインとCMS決定
- オウンドメディアのルール決定
- 戦略立案(SEOのキーワード選定など)
- 運用開始
オウンドメディアの立ち上げにかかる期間は、最短で1ヶ月、一般的には2~3ヶ月かかります。
オウンドメディアの構築にかかる費用は様々ですが、大きく以下の3つに分けられます。
- ドメイン・サーバー費用
- オウンドメディア制作費用
- 分析と記事制作費用
短期間で最も大きな費用がかかるのが、オウンドメディア制作費用です。
オウンドメディアの規模により費用は異なりますが、最低でも20万円、本格的にオウンドメディア運用を目指すのなら100万円以上かかることもあります。
また、オウンドメディアは立ち上げて終わりではありません。立ち上げ後は、継続的に新規コンテンツの投稿と既存コンテンツのブラッシュアップが必要です。
自社内でコンテンツ制作できれば、費用はかかりませんが、多くの企業はSEOに精通した外部のWebライターを起用しています。
自社内でコンテンツ制作やSEO分析するリソースがない場合は、外部ライターやSEO専門家の依頼費用も考慮しておきましょう。
オウンドメディアでの集客を最大化するなら
オウンドメディアで集客効果を最大化するためには、継続的に運用できる体制構築がカギです。SEOで効果が出るまでには、3ヶ月から半年はかかるため、辛抱強く運用する必要があります。
ただ、メディアミックス次第では、短期間でリーチを最大化できます。例えば、オウンドメディアで公開した記事をSNSでシェアすれば、SNSのフォロワーがオウンドメディアに流入します。
特に近年は、「インスタ検索」などの言葉が生まれているように、情報の検索方法やチャネルが多様化しています。そのため、目的や自社ビジネスに適したチャネルの選定が必要です。
まずは継続して運用できる体制を構築し、自社ビジネスに適したメディアと併用してオウンドメディアの運用をしましょう。
オウンドメディアの運用事例

弊社では、ユーザーのリアルな声に基づく戦略設計と、その戦略を実現するUI設計を軸に、Webサイトの企画、オウンドメディアの構築、SNS運用支援、Webマーケティング支援をおこなってきました。
これまで様々な企業様のオウンドメディア運用を支援した事例は以下からご覧ください。
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