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新規事業特集

【株式会社Seai】が仕掛ける「ショートドラママーケティング」。インフルエンサーを活用した二段階マーケティングの魅力とは?

SAL編集部
SAL編集部
【株式会社Seai】が仕掛ける「ショートドラママーケティング」。インフルエンサーを活用した二段階マーケティングの魅力とは?

株式会社Seaiが展開する【ショートドラママーケティング】は、ショートドラマを通じて次世代の女優を発掘・育成しながら、企業のマーケティングを支援するプロジェクトです。視聴者に自然に商品やサービスを届けることを目的とした、この新規事業について、代表の属氏に詳しくお話を伺いました。

まず、今回の新規事業である【ショートドラママーケティング】についてお伺いします。御社のメインの事業である「オーディションマーケティング」とはどのような関係があるのでしょうか?

今回の新規事業である【ショートドラママーケティング】は、弊社の既存事業「オーディションマーケティング」を基盤に発展させたものです。
弊社が2年前に創業し、オーディションの企画運営・制作企業として行っている従来の「オーディションマーケティング」では、プロモーションイベントを企画し、インフルエンサーやライバーが、審査の過程で企業の商品やサービスをライブ配信やTikTokなどの個人SNSに投稿して拡散するというマーケティング手法を提供していました。

これに加えて【ショートドラママーケティング】では、プロモーションイベントで優秀な成績を収めた参加者を起用して、企業の商品やサービスを取り入れたショートドラマを制作します。このショートドラマは、再生回数100万回を保証し、企業のマーケティングを二段階でサポートするという新しいサービスです。

ショートドラマはTikTokなどでよく見かけますが、視聴者にとっては「ただのエンターテインメント」に映ることも多いですよね。それはマーケティングとどう結びつくのでしょうか?

そうですね、ショートドラマは、視聴者に「ただのエンターテインメント」として楽しんでもらえる一方で、自然に商品やサービスを紹介できる点が大きな強みです。視聴者が広告として意識しないまま、企業のメッセージが伝わるので、従来の広告に比べて効果が高いと感じています。
参加するインフルエンサーにとっても、ショートドラマへの出演が彼らの認知度を高めるチャンスになりますし、企業にとってはエンターテインメントを通じてユーザーとの接点を作ることができる非常に効果的な手法です。

つまり、ショートドラマを通じてインフルエンサーと企業の双方にメリットがあるということですね。この新規事業の立ち上げは何がきっかけだったのでしょうか?

オーディションマーケティングを続ける中で、毎回参加者を集めるのが大変だという課題があったんです。また、オーディションの結果として何かしらの「出目」を提供する必要がありました。この出目とは、例えば専属モデル契約やCM出演など、オーディションを通じて得られる成果や次のステップを指しています。そこで、ショートドラマ出演という新たな「出目」を作ることで、参加者にとって魅力的な出目をTiktokアカウント上に蓄積させつつ、企業にとってもさらなる露出を提供できると考え、この事業を立ち上げました。

企業側にとって、御社でショートドラマを制作するメリットは何ですか?

大きなメリットは、費用対効果が非常に高いことです。たとえば、トップクラスのショートドラマ制作会社では、年間70本制作で約1億円かかります。これはテレビCMと比較して「安い」と言われるのですが、それでも高額です。通常、1本のショートドラマは3話構成で、1回の撮影に100万円ほどかかります。さらに、広告を回さないと再生数が伸びないため、広告費も含めると最終的に100〜200万円ほどかかることになります。
しかし、株式会社Seaiではこのショートドラマ制作を他社と比較して半分から1/3程度のコストで提供できています

そこまでコストを抑えられるのは、どのような仕組みになっているのでしょうか?

一番の理由は、オーディションの過程でライブ配信審査を取り入れており、その際に投げ銭を活用してマネタイズできるからです。この収益構造がコスト削減に貢献しています。

現在、事業を進める上で直面している課題はありますか?

現在はまだ具体的な事例が少なく、そのため企業様の理解を得るのが難しいという課題があります。

事業に対するこだわりやポリシーがあれば教えて下さい

事業へのこだわりとして一番大切にしていることは、関わる人たちがWin-Winな関係性を築けるかどうかです。参加者にはこのイベントを通じて夢の実現に少しでも近づいてもらい、企業様にはこのイベントを通じてこれまで得たことのないインパクトのある成果を手にしていただきたいと思っています。
クライアントの成果を出すことはもちろん、参加者の感情や成長にもコミットしていることを重視しています。

今後、この事業をどう展開していく予定ですか?

今後は、TikTokを中心としたショートドラマコンテンツを増やし、影響力のあるインフルエンサーやライバーが自然と集まる仕組みを構築していきたいと考えています。ショートドラマを継続的に配信することで視聴者やフォロワーを増やし、その過程で有力なインフルエンサーが自発的に参加したいと思うような環境を作りたいです。最終的には、オーディション企画、ショートドラマ制作、インフルエンサー集客のすべてが自然に循環するビジネスモデルを確立することが目標です。

【ショートドラママーケティング】に興味のある企業様はお問い合わせください。

現在、ショートドラマを活用してサービスや商品を効果的に広めたい企業様を募集しています。この記事をお読みいただいた方限定で、特別にビジネスプランを半額で提供させていただきます。この機会に、エンターテインメントを通じて貴社のプロダクトを多くの視聴者に届けてみませんか?興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

【お問い合わせ先】https://seai.co.jp/contact

 

インタビュー企業
株式会社Seai:https://seai.co.jp/

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株式会社SAL

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