【株式会社Eventy】「お笑い芸人×展示会」が創る新たな集客のカタチ!企業と人を繋ぐ『芸人さんキャスティングプラン』の魅力と挑戦
「展示会に参加するけれど、なかなか来場者が立ち寄ってくれない」
「サービスや商品の魅力を効果的に伝えたい」
そんな課題を解決するために誕生したのが、株式会社Eventyが提供する【芸人さんキャスティングプラン】です。「お笑い芸人×展示会」という斬新な組み合わせで、来場者の注目を集めるこのサービス。芸人さんが披露するオリジナルネタを通じて、まるで「展示会版のテレビCM」のように企業の魅力を伝えます。サービスの特徴や誕生の背景、事業に込めた思いを、代表 新川氏に伺いました。
まず、御社のサービスについて教えていただけますか?
弊社では、「お笑い芸人×展示会」という独自の切り口で集客をサポートする【芸人さんキャスティングプラン】を提供しております。展示会をはじめ、スポーツイベント、カンファレンス、youtubeなど、多岐にわたるシーンへお笑い芸人さんをキャスティングし、会場を盛り上げるサービスです。
特に、数多くの企業が出展する展示会では、来場者に印象を残すことが非常に重要です。【芸人さんキャスティングプラン】では、芸人さんがブースへの呼び込みをサポートしたり、企業様のサービスや商品をテーマにしたオリジナルのネタを披露します。これにより、来場者の興味を引き付け、商品の魅力を効果的に伝えることができます。
さらに、【展示会ブース装飾】サービスも展開しております。ブースの装飾から撤去までを一貫してサポートし、芸人さんのパフォーマンスと連動した装飾を提案することで、より効果的な集客を実現します。
なぜこの事業を立ち上げたのですか?
私はもともとお笑い芸人として6年間活動していました。引退後は展示会やイベント関連の会社に就職し、芸人さんを活用したイベントに携わる機会があったんです。ただ、そのようなイベントはコロナ禍の影響でなくなってしまいまして……。それでも、改めてお笑いに触れて、芸人さんのパワーを感じる中で、「もう一度芸人さんと一緒に仕事をしたい」と強く思うようになりました。
その後、展示会の現場を回る中で、「なぜここで芸人さんが活躍していないのだろう?」と疑問に感じることがありました。自分が芸人として活動していた経験や築いてきたコネクション、さらに展示会で培った知識を組み合わせれば、新たな価値を提供できるのではないかと確信したんです。この思いを形にするために、この事業を立ち上げることを決意しました。
展示会でお笑い芸人さんを活用している事例は見かけますが、それを事業化されている会社はあまりないように思います
お笑い芸人さんをキャスティングするだけであれば、いくつかの会社さんが事業として展開されています。私たちもその一つではありますが、他社様と明確に差別化しているポイントがあります。それが「オリジナルのネタ披露」です。
一般的な展示会では、芸人さんが来てもネタを披露することは多くないと思っています。一方で、私たちのサービスでは、芸人さんにオリジナルのネタを披露してもらうことを重視しています。このネタは、企業の商品やサービスをテーマにした「展示会版のテレビCM」とも言える内容に仕上げています。この独自性が、サービスの最大の強みです。
また、芸人さんを起用する際にはどうしてもコストがかかるため、ハードルが高いと感じる企業様も少なくありません。そこで、芸人さんの選定、ネタ作成などを予算感に合わせてご提案することで、より多くの企業様にこのサービスを提供できるようにしています。
企業様や芸人さんたちの希望に添いながらマッチングするのは難しそうですが、いかがでしょうか?
たしかに、企業様のご要望と芸人さんの特性をうまくマッチさせるのは簡単ではありません。ただ、その鍵となるのが「予算感にあわせたご提案」です。企業様の予算内に収めるために、私たちは主にテレビに多く露出している有名芸人さんではなく、これから活躍が期待される若手の方々を中心に起用しています。これにより、コスト面のハードルをクリアしています。若手の方々を起用する際には、事前に芸人さんの動画を企業様にお送りし、漫才スタイルやパフォーマンスの方向性を確認していただくこともあります。
さらに、芸人さんが持つ特別なスキルや資格を活かした提案も行っています。たとえば、理学療法士や看護師の資格を持つ芸人さんを福祉関係のイベントに起用することで、テーマや業界との親和性を高めることができます。このようなユニークなアプローチは、企業様から「面白い取り組みだ」とご好評をいただいています。
こうした柔軟な提案を通じて、企業様と芸人さんの双方にご満足いただけるマッチングを実現しています。
どのようなお客様をターゲットとしているのですか?
展示会にご出展されている全ての企業様が、このサービスと相性が良いと考えております。その中で特に効果的なのは「ニッチで複雑、または専門性が高い商品」だと思います。さらに今後は福祉やスポーツイベントへの展開も考えています。
今までの実績について教えていただけますか?
直近ですと、2024年8月に建築系、9月に物流系、10月にIT系の展示会でお客様のブースに芸人さんをキャスティングさせていただきました。これらのイベントでは、パフォーマンスが来場者の注目を集め、ブースへの誘引効果を高めることになりました。
特に9月にご用命いただいた展示会では、お客様のリード獲得数が約7倍になったとご報告をいただきました。
社長個人として、今後目指しているビジョンはありますか?
若手の方々と仕事をする理由や理念の背景には、私自身にも仕事に恵まれない辛い時期があったからです。そんな時期に「こんな仕事があったらいいな」「こういうイベントがあったら面白いな」と思ったものを形にして、若手の方々にお仕事を提供できる場を作りたいと考えています。
今後は、イベントの主催者として自ら芸人さんを呼び、プロジェクトを主導する立ち位置を目指しています。これまでにも時折ライブの運営を手掛けてきましたが、2025年からは徐々に運営を進めていき、さまざまな方々とお仕事を通じて新しい価値を創出していきたいと思っています。
最後に、読者に向けてメッセージをお願いします
私たちの最大の強みは、オリジナルのネタ作成です。せっかく作ったネタを一度のイベントで終わらせるのではなく、その後も活用できる形にすることを大切にしています。たとえば、作成したネタを別のイベントで再披露したり、自社のYouTubeチャンネルにアップロードしてPR動画として活用していただいています。
また、これらのネタはアーカイブとして残し、いつでも見られる状況を整えたり、メルマガの中で紹介したりと、多彩な形で活用が可能です。具体的には、「商品の概要はこちらの動画コメントをご覧ください」といった形でお客様に情報を提供することもできます。
まだまだ私たちのサービスの知名度は高くないかもしれませんが、PRの方法として非常に有効です。「お笑い芸人×展示会」という新しい形で、皆さんの事業に価値を提供したいと考えていますので、ぜひご相談ください!
インタビュー企業
株式会社Eventy:https://eventy-planning.com/