【株式会社ブロードエンタープライズ】初期費用ゼロでマンションの価値向上!『BRO-ZERO』が実現する新しい資産活用

不動産オーナーが抱える資金調達の課題を解決し、物件価値の向上をサポートします。株式会社ブロードエンタープライズは、不動産オーナー様のキャッシュフローを最大化することに特化した会社です。同社の新サービス『BRO-ZERO』は、初期費用ゼロ円で設備投資やリノベーションを実現し、資産価値の向上と収益最大化をサポートする革新的なファイナンススキームです。今回は、常務取締役の畑江様に『BRO-ZERO』の魅力や特徴、今後の展望について伺いました。
まず、御社について教えていただけますか?
当社は、マンション向け高速インターネットサービス「B-CUBIC」、後付け可能なインターフォン設備「BRO-LOCK」、初期投資不要の宅内IoTリノベーションサービス「BRO-ROOM」、外壁塗装・大規模修繕「BRO-WALL」などを提供し、マンション管理をスマート化し、不動産業界に新たな価値を創出しています。これらのサービスを通じて、不動産オーナー様の空室対策や入居者様の満足度向上に貢献しています。
新サービス【BRO-ZERO】とはどのようなものでしょうか?
【BRO-ZERO】は、初期費用ゼロ円でリノベーションや設備投資を可能にするファイナンススキームです。
通常ですとオーナー様がマンションの設備投資やリノベーションを行う際には、多額の初期費用がかかります。しかし、【BRO-ZERO】では、当社が工事費を立て替え、オーナー様には銀行の借入枠を使わずに分割払いでお支払いいただく仕組みになっています。このシステムを活用することで、オーナー様は資金調達の負担を軽減しながら、物件価値の向上を図ることが可能になります。
初期費用ゼロ円とは驚きですね。従来の資金調達方法との違いは何でしょうか?
これまで、オーナー様は不動産購入時に銀行融資を活用したり、自らリフォーム資金を準備したりする必要がありました。しかし、銀行の与信枠をなるべく使いたくない、あるいは資金調達が難しいと感じるオーナー様も多くいらっしゃいます。
【BRO-ZERO】では、当社が工事費を先行して負担し、オーナー様は月々の分割払いで設備投資を行うことができます。これは、当社がオーナー様との契約で得た売上債権を銀行に売却し、銀行がその債権を投資家に販売することで、安定した資金調達を実現しているためです。このような仕組みを持つ企業は業界内でも珍しく、当社の強みとなっています。

【BRO-ZERO】という名称になる前にも同様のサービスはあったのでしょうか?
そうですね。2020年から類似のサービスを提供しています。当初はインターネット設備やオートロック導入に特化していましたが、その後リノベーションや外壁塗装など、工事全般へと対象範囲を拡大しました。競合他社が10社ほどいたのですが、初期投資の負担がないところで他社との差別化に成功しました。
例えば、従来ならば20世帯のマンションにインターネット設備を導入する際、約72万円の初期費用が必要でした。しかし、【BRO-ZERO】では月額2万円の分割払いのみで導入が可能になります。このような仕組みが多くのオーナー様に支持され、2024年10月に【BRO-ZERO】という名称で正式にサービス化しました。
【BRO-ZERO】の立ち上げの背景について教えてください。
事業立ち上げの発案者は、当社の代表である中西です。新たなファイナンススキームの実現のため長年にわたり銀行との交渉を重ねてきましたが、なかなか実現には至りませんでした。しかし、当社が上場するタイミングで「債権の流動化」を実現できる体制を確立し、【BRO-ZERO】の提供が可能になりました。
サービスの提供エリアはどこになりますか?
現在は、一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)、名古屋、関西、広島、九州エリアを中心に展開しています。今後さらに対象エリアを拡大させていきたいと考えています。
マンション経営の新たな可能性を感じられますが、導入されたオーナー様の反応はいかがですか?
非常に好評をいただいております。
近年、インバウンド需要の増加に伴い、空き家を購入して民泊運用を始めるオーナー様が増加しています。しかし、民泊用にリノベーションを行って家具・家電を購入するとなると、多額の初期費用がかかります。場合によっては、物件の購入費以上のコストが必要になることもあります。
そこで、【BRO-ZERO】を活用することで、オーナー様は初期費用なしで必要な設備投資を行い、物件を最大限に活用できます。こうした点が多くのオーナー様に評価されています。
オーナー様とのリレーション構築はどのように行っていますか?
主に管理会社様を通じて、オーナー様との関係を構築しています。管理会社様と連携することで、より多くのオーナー様に【BRO-ZERO】のメリットをお伝えしやすくなっています。
今後のビジョンについてお聞かせください。
現在、日本には約900万戸の空き家が存在し、社会問題となっています。
当社は【BRO-ZERO】を通じて、この空き家問題の解消に貢献したいと考えています。
そして、今後はさらに提供するソリューションの幅を広げていく予定です。例えば、より高度なIoT技術を活用したマンション管理システムの導入や、AIを活用した最適なリノベーション提案など、マンション管理の新時代を切り拓く取り組みを進めていきます。

最後に、不動産オーナー様へのメッセージをお願いします。
日本では近年、人口減少や高齢化に伴い、空き家問題が深刻化しています。所有する物件の活用に悩まれるオーナー様も多いのではないでしょうか。しかし、【BRO-ZERO】を活用すれば、初期費用の負担なくリノベーションや設備投資が可能になり、物件の価値を高めることができます。
当社では、オーナー様のキャッシュフローに合わせた柔軟なプランをご提案し、最適な不動産活用をサポートいたします。
物件の活用や維持にお悩みの方は、ぜひ【BRO-ZERO】の導入をご検討ください。
インタビュー企業
株式会社ブロードエンタープライズ:https://broad-e.co.jp/