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Web集客の外注費用を手法ごとに解説|コストに対する効果を上げるコツとは?

SAL編集部
SAL編集部
Web集客の外注費用を手法ごとに解説|コストに対する効果を上げるコツとは?

Web集客は、従来の紙のDMやテレアポといったアナログな集客方法に比べて、効率が良く費用対効果が高いといわれています。しかし、実際にかかる費用相場がどのくらいなのか分からないという人も多いのではないでしょうか。本記事では、手法ごとに必要な費用の相場観や、外注費用、Web集客の費用対効果を高めるコツなどを紹介していきます。

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Web集客とは

地球とカラフルなSNSツールと爽やかな青い背景

Web集客とは、インターネット上のさまざまなコンテンツを用いて顧客を呼び込む集客方法のことをいいます。

インターネットの普及以降、紙のチラシやテレビCMなどよりも費用が抑えられ、細かいターゲティングも可能なWeb集客は、多くの企業で導入されています。

また、近年では、足を使った飛び込み営業やテレアポといったアウトバウンド営業よりも、顧客が向こうから来てくれるインバウンド営業に注目が集まっており、Web集客の需要はより高まっています。

Web集客の手法一覧表

ホワイトボードのアイコンを見つめるビジネスマン達

Web集客の手法については、以下の表をご覧ください。 

手法方法メリットデメリット
Web広告運用リスティング広告やディスプレイ広告といった、ユーザーの興味関心・検索履歴などと連動して表示させるもので、アフィリエイト広告やSNS広告、YouTube広告といった特定のコンテンツ上で表示させる方法。◆クリック課金制や、自由に単価を決められる場合が多く、広告費用を抑えられる
◆GoogleなどのビッグデータやSNSのプロフィールといった情報を基に細かいターゲティングが可能
◆成果が現れるまでが早い
◆キーワード次第では高額に
◆運用のためのリソース確保が必須
◆専門的な知識が必要
SNS運用Twitter・Instagram・FacebookといったSNSのアカウントを作成し、投稿を続けることでキャンペーン告知や、認知度・ブランド力をあげるための方法。◆人件費と通信費のみで運用が可能
◆ユーザーの生の声が聞ける
◆ブランド力が向上する
◆毎日投稿内容を考えたりと運用の手間がかなりかかる
◆炎上のリスクがある
SEO対策自社のコンテンツがGoogleやYahooなどの検索エンジンで、上位表示されるような対策をとる方法。◆コンテンツ内のキーワードを工夫するだけなので広告費を抑えられる
◆半永久的にWeb上に残るため、良質なコンテンツを制作できれば会社の資産となる
◆すぐには効果が現れず、年単位の地道な運用になる
◆専門的な知識が必要
Web・LP制作ユーザーが広告などを経由して最初に訪れるページ、または申し込みや問い合わせに繋がるページを作り込むことで、さまざまなサイトから自社のサイトへの流入数を増やし、顧客獲得につながりやすくする方法。◆レイアウトや文字数に制限がないため、デザイン制の高いページが作れる
◆伝えたい情報を理想的な順序で正確に伝えられる
◆会社概要など、問い合わせから外れてしまいそうなページへのリンクを外せるため、ページ離脱が少なくコンバージョン率が高い
◆直帰率が高め
◆デザイン制作の依頼料が高額
◆キャッチコピーや文章まで、画像にしてしまうことが多いことと、ページ容量が重くなりがちなことから、SEOで不利

Web集客の外注費用

コストを議論するビジネスマン

では実際にWeb集客を外注した場合、どれほどの費用がかかるのでしょうか。

運用する手法によって異なりますが、10万円以下から月50万円以上と、委託会社や依頼内容によってかなりの差があります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Web広告運用

Web広告運用で代表的なリスティング広告を例に、以下の3つの費用について解説していきます。

  • 初期費用
  • 広告費
  • 運用手数料

初期費用

Web広告の運用を委託するにあたって、まず必要となるのは初期費用です。

キャンペーンなどで、初期費用を無料にしている業者もありますが、基本的にアカウントの構築やキーワードの選定など、実装するまでに必要な費用が、手数料とは別途発生します。

初期費用の平均相場は3万円から10万円です。

広告費

広告費の実費はGoogleやYahooなどに出稿するために必要な費用です。リスティング広告は基本的にクリック課金制であり、単価は広告オークションによる入札制ですが、平均して30万円前後で運用していることが多いです。

運用手数料

Web広告はすぐに結果が出ないことが多く、長期的な目で見なければいけません。ですから、初期費用よりも、運用手数料を重視したほうがよいです。

一般的な相場観では、手数料は広告費実費額の20%程といわれています。

SNS運用

SNSの運用代行では、どこまでを委託するかにより、費用相場も大きく異なります。

以下の表を参考にしてください。

作業範囲費用相場
投稿内容の作成と投稿作業月額10万円以下
投稿内容の作成と投稿作業分析
戦略コメント対応簡易レポーティング
月額20万円~30万円
投稿内容の作成と投稿作業分析
戦略コメント対応レポーティング定期MTG広告運用
月額50万円以上

SEO対策

SEO対策の代行は、依頼する施策内容によって費用相場が変わります。

以下の表をご覧ください。

SEO対策の種類目的業務内容費用相場
SEOコンサルティング(総合的コンサル)設計からサイト構築まで、自社サイトを全体的にチェック・支援してもらう◆コンテンツの企画
◆キーワード・競合調査
◆自社サイトの分析
◆指示書作成
◆ライティング支援
月額固定で月額10万円~50万円
(大手の代理店では100万円を超えることもある)
SEOサイト設計コンサルティング初めからSEO効果の高いサイトを作りたい◆コンテンツの企画
◆キーワード・競合調査
◆自社サイトの分析
◆カテゴリーの構成
一括支払型で10万円~100万円以上
コンテンツSEOSEOに強いコンテンツ(記事)を作成してもらうコンテンツ(記事)の執筆一括支払型、もしくは月額固定で記事本数×記事単価
(記事単価相場=数千円~10万円)
内部SEO対策とにかく順位をあげたい(リスクはない)◆内部リンク改善
◆タグ最適化
一括支払型で10万円~20万円
外部SEO対策とにかく順位をあげたい(リスクが高い)◆外部サイトから自社サイトに向けたリンク(被リンク)を獲得する
※Googleは被リンクの購入を禁止しているため、推奨しない
月額固定で1万円~15万円
成功報酬型で1万円~100万円以上

目的や自社でのリソースに合わせて、外注する業務を選ぶことをおすすめします。

Web・LP制作

Web・LP制作の費用は、仕様や依頼先によって異なります。

Webサイト制作の費用相場

Webサイト制作で費用の差が出る部分は、大きく分けて「目的」、「仕様」、「依頼先」で決まります。

まず「目的」ですが、例えば名刺代わりの会社案内だけのホームページであれば、SEO対策は必要ないため、費用は抑えられますが、集客目的がある場合はSEO対策やページのデザインにもこだわりたいですから費用はやや高額で5万円~30万円程度になります。

また、ECサイトを「ストアーズ」や「ベイス」などを利用せずに、一から構築したい場合は更に高額で、安くても50万円以上と言われています。

次に「仕様」ですが、サイトのデザインをこだわればこだわるほど、当然費用は嵩みます。完全オリジナルのデザインであれば20万円~100万円以上ですし、テンプレートをそのまま使用すれば3万円~10万円程度、テンプレートに少しだけこだわりを追加した場合は20万円~30万円ほどになります。

三つ目のポイントは「依頼先」です。中小規模の制作会社で30万円~100万円、大規模な会社なら100万円以上ですが、制作会社ではなく、フリーランスなどの個人で活動している人に依頼した場合は、15万円前後とかなり費用を抑えることができます。

LP制作の費用相場

LP(ランディングページ)作成の費用相場は数万円~数十万円ですが、どこまでを依頼するのかや、依頼先の会社の規模などにより異なります。

フリーランスや格安で請け負う制作会社であれば、10万円以下から依頼できます。デザインはテンプレートを活用する場合が多いですが、納期も早く、費用を抑えたい場合はおすすめです。

中小規模の会社に委託し、競合調査や原稿など素材の用意を依頼主側で行う場合は10万円~30万円で、これは最も一般的な費用相場いわれています。中小規模や大規模制作会社で、ハイクオリティなデザインや、企画段階からアフターフォローまでを請け負う場合の相場は30万円~100万円以上です。

Web制作会社は広告運用のノウハウに長けたプロ集団ですから、予算に応じて頼れるところまで頼れば、それだけ成果につながりやすくなります。

費用対効果を高めるコツ

費用対効果と書かれたブロック

Web集客の費用対効果を高めるにはコツがあります。ここからは、以下の3点について解説していきます。

  • 集客の目的・ターゲット層を明確にする
  • 継続してPDCAサイクルを回す
  • 自社に合ったコンサル会社を選ぶ

集客の目的・ターゲット層を明確にする

闇雲にWeb集客を開始しても効果は出ません。Web集客を実践する前には、集客の目的とターゲットを明確に設定することは、とても重要です。 

「何のために」、「どれだけの期間をかけて」、「どうなれば成功か」など、ゴールを見据えた運用をしていくことで、ターゲットに刺さりやすいコンテンツを考えやすくなり、運用の効果も高まることでしょう。

継続してPDCAサイクルを回す

事業の成功には欠かせないPDCAサイクルですが、Web集客でも同様のことが言えます。

「PDCAサイクル」とは「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(点検・評価)」、「Action(改善・処置)」の頭文字をとったもので、業務の改善を継続的に行う為の概念です。

Web集客の運用をしていくうえでも、継続的にPDCAサイクルを回し、分析を改善を繰り返していくことは、より集客の制度を高め、成果に直結します。

自社に合ったコンサル会社を選ぶ

コンサル会社でも、有名であったり人気があれば良いというわけではありません。会社ごとに得意な分野・業界が異なるため、自社にあったコンサル会社を選ばなくてはいけません。

自社の業界との取引実績のある会社を選べば、豊富なノウハウで自社にあった戦略設計をしてくれ、より集客効果も高まります。 

自社にあった集客方法と会社選びで費用対効果を高めよう

コストパフォーマンスと天秤

Web集客に掛かる費用の相場を、集客方法ごとにまとめました。

費用をかければ、それだけ良いコンテンツが生まれやすくなるかもしれませんが、大切なことは決してそれだけではありません。「自社に合っているかどうか」が何より大事であり、特にWeb集客の運用は長期的な視点で取り組まなくてはならず、長い付き合いになるであろうコンサルとの相性の見極めはとても重要です。

そして、自社でも並行してWeb集客について学び、分析と改善のサイクルを継続しながら、費用対効果の高い運用を続けていきましょう。

この記事を書いた人

SAL編集部
SAL編集部 SAL henshubu

株式会社SAL

ピボットCEO(しよー)のSAL編集部は、不確実性が高まる時代において、変革を目指す経営者を応援するメディアです。自社経験に基づくノウハウで、中小企業が変化しやすい組織づくりを支援する「remodooo!」を提供するSALが編集する、主に会社経営者向けのコラムサイトで、お役立ち記事を配信しています。